ちょっとした工夫で家を建てる
全国各地で比較検討してみると、都内はその他の地域に比べるとかなり土地の単価が高いです。土地の単価が高いということは、それだけ、マイホームを購入するときに費用がかかります。都内勤務の人はとても多いですし、都内勤務の人にとってはできるだけ都内で生活したいと考えている人は多いわけですが、都内でマイホームを購入するとなると、結構多額の費用を用意しなくてはいけません。しかし、発想の転換によって都内でもマイホーム購入は現実的となります。それは、狭小住宅購入という選択肢をすることです。狭小住宅はその名前の通りで、狭くて小さい住宅を指します。狭い土地に建てる家ですから小さい家が完成するのは当然ですが、ひと工夫で快適な生活が実現します。
小さい土地をきちんと活かす
土地が小さいからといって、注文住宅で家を建てる時に狭い家が完成するわけではありません。土地は小さいとしても、その土地を上へ向かって伸ばしていくことで延べ床面積を増やしていくことができます。一階建てよりも二階建て住宅、二階建て住宅よりも三階建て住宅といった感じで上に伸ばすことで、部屋数もきちんと確保できるでしょう。これならば、土地代を抑えることができますし、注文住宅で色々な間取りを作っていくことができるのでおすすめです。もちろん、三階建てを建てるにあたっては、二階建てを建てるよりも資材や人件費もかかります。しかし、土地代をかなり抑えることができるので、トータル的にはそれほど費用面では変わりはありません。
狭小住宅は土地代が安く済むだけでなく、土地の面積も小さいため税金などの維持費も抑えられるというメリットがあります。